スポンサード リンク
2008/06/10 日記<日産・フーガ>
日産・フーガ
フーガ (FUGA) は日産自動車が生産・販売している高級乗用車である。
概要
フーガは日産伝統の高級セダン、日産・セドリック|セドリックおよび日産・グロリア|グロリアの実質的な後継車種である。初代セドリックから数えると11代目、初代グロリアから数えると12代目に当たる。ただし、その性格は“SHIFT_ performance”というコンセプトにある通り、開発主管が「ライバルは、BMW・5シリーズ」と豪語するほどの世界に通じるスポーツセダンに転換され、国内では、前身の“セド・グロ”よりもひとまわり大きなエンジンを搭載する(後述の450GT)ことで、トヨタ・クラウンマジェスタ|マジェスタをもつライバルのトヨタ・クラウン|クラウンとも対等に渡り合う商品力を身につけ、輸入車が大半を占める日本の高級車市場でのユーザ−流出にも歯止めをかける目的で発売された。なお、2007年のマイナーチェンジで、前期型で存在していた高級仕様のXVは廃止され、現在はスポーティ仕様のGTのみに統一されている(高級仕様のXVはマイナーチェンジでGT TypePと名称変更した)。モデル名のフーガは、東京モーターショー(2003年)出展時には、日本語の「風雅」を意味する“フウガ”という名称が用いられていたが、市販に伴って音楽様式のひとつであるイタリア語のフーガに変更された。どちらもローマ字表記は「FUGA」である。光岡自動車は旧セドリック/グロリアをベースに光岡・ガリュー|ガリューを生産していたが、2005年7月にフーガベースへとチェンジアップした(セダンのみ。後に販売される光岡・ガリューコンバーチブル|コンバーチブルはフォード・マスタングベース)。また、旧セドリックはブルーステージ、旧グロリアがレッドステージの取り扱いであったが、フーガでは、両販売系列の全モデル並売化に先駆け、フーガではブルーステージ、レッドステージの両販売系列で併売されている。
歴史
Y50型(2004年-)
スタイル・機構
骨格・シャシーには、日産・スカイライン|スカイラインや日産・フェアレディZ|フェアレディZなどにも用いられているFR-Lプラットフォームを使用する。同社のフラッグシップセダンである日産・シーマ|シーマやトヨタのトヨタ・セルシオ|セルシオよりも小さいが、全高を高くするという手法により、スタイルを犠牲にするものの、クラウンや全長5015mmのセルシオ、BMW・7シリーズ、メルセデス・ベンツ Sクラスを上回る室内空間を備えることになった。エアロダイナミクスでは、Cd値:0.28 フロントゼロリフト、オプションのエアロパーツ装着でCd値0.27、フロント&リヤゼロリフトを達成している。ボディは、ボンネット、トランクフード、ドア内外板にアルミ合金が採用され、軽量化を図っている。サスペンションはフロントに新開発したダブルウィッシュボーン式サスペンション|ダブルウィッシュボーン式で、リヤはマルチリンク式を奢る。サスペンションアームやサブフレームは、すべてアルミ合金が採用されている。
フロントサスペンションの一部のみにアルミを採用するクラウンと比べると大幅にバネ下重量は軽く、高い運動性や優れた乗り心地に寄与している。また、ショックアブソーバは“リップルコントロール”と呼ばれるシステムによって微小な振動を軽減するほか、ヨーロッパ車には多数採用されているものの国産車では採用例が少なくコストが高いリバウンドスプリングを内蔵し、レーンチェンジやコーナリング時の安定性を高めている。さらにダンパーには“デュアルフローパス”構造を採用した。またGTスポーツパッケージには、日産独自の4WSであるHICASの後継システム”リア・アクティブステア”によって、優れたハンドリングとスタビリティの両立が実現されている。トランスミッションは全グレードに関してCVT|エクストロイドCVT搭載が見送られ、これもスカイラインやフェアレディZから流用されたマニュアルモード付きフルレンジ電子制御5速オートマチックトランスミッション|AT(5M-ATx)を装備する。Dレンジではアダプティブ・シフト・コントロールが作動。路面状況等に応じて最適なギアを自動選択する。また、シンクロレブコントロールは、マニュアル・モード選択時にシフトダウンを行った場合、ブリッピング(空ぶかし)を行いエンジン回転数を上げ、瞬時にギアと同期化する。
年表
2003年10月、第37回東京モーターショーにて「フウガ(風雅)」を参考出品。スタイルはほぼ市販車と同様であったが、障子風の天井張り等「和」をイメージした造りになっていた。2004年4月、ニューヨーク国際オートショーに「インフィニティM45コンセプト」を出展。2004年10月14日、Y50型フーガを発売。発売開始前の2004年9月2日には日産・ムラーノ|ムラーノの発表会で先行公開がなされて話題を呼んだ。2004年11月、2005年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。2005年1月、北米国際自動車ショーに北米向け2006年型「インフィニティM45」および「M35」の市販モデルを出展。3月、北米にてにて販売開始。2005年4月、上海市|上海にて中国向け「フーガ」(中国名:風雅)を披露(2007年、インフィニティに移管)。同月開催された「オート上海 2005」に出展。6月、中国にて販売開始。7月、韓国にて「インフィニティM45」および「M35」を発売。2005年8月、V8 4.5LエンジンVK45DE型搭載車、"450GT"及び"450GTスポーツパッケージ"を追加。専用内装色として、スポーツ・エレガンスが追加。4.5Lには木目調フィニッシャではなく、本木目フィニッシャーを設定。2005年11月30日、これまで“450GT”専用だったブラック内装とピアノ調フィニッシャーを組み合わせた『スポーツ・エレガンス』が、2006年3月までの限定で期間限定車『スタイリッシュブラックリミテッド』として、250GT、350GTシリーズにも登場。他にも助手席パワーシートやプライバシーガラスなど450GTと同等の豪華装備が付随。2006年5月25日、一部仕様変更。これまで450GT、450GTスポーツパッケージ専用だった本木目フィニッシャーを全車標準とした。ライバルであるトヨタ・クラウンが全車プラスティックパネルの内装であるのに対し、フーガでは全車本木目フィニッシャーが標準である。また後席エアコン吹出口や助手席パワーシートを全車標準とし、快適性・安全性をいっそう向上させている。同時に期間限定車『スタイリッシュシルバーレザー』を発売。これまでのベージュ、ブラック、フォーブ内装に加え、シルバーの内装を追加している。2006年11月16日、期間限定車『スタイリッシュブラックリミテッドII』を発売。ヘッドランプのインナーパネルにスモークメッキを施したブラックのヘッドランプや本革とパールスエードを組み合わせた専用内装を設定。GTシリーズに設定。2007年12月20日、マイナーチェンジ。
2.5L/3.5Lは新エンジン搭載(VQ25HR/VQ35HR)、フロント/リヤデザインの大幅変更、世界初「インテリジェントペダル」設定など、通常のマイナーチェンジに比べ、かなり規模の大きいマイナーチェンジである。
[なお、第40回東京モーターショーに「参考出品車」としてすでに展示されていた。参考出品車のグレードは、450GT-TypeS(ホワイトパール)。]。インフィニティM35/45北米仕様のSグレードに準じた外観の変更や、内装のトリム、デザイン変更、パドルシフトの追加等が行われた。「ディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)」というアクセルペダルを制御する世界初の新しい車間制御技術が搭載された。カーウイングスナビゲーションシステムが従来のDVD方式からHDD方式になり全車に標準装備された。グレード面では全グレードGT系に統一し、次のように整理される。XV系に設定されていたVIP仕様は、Type Pとして全てのモデルに設定された(マイナーチェンジ前は2.5Lと3.5Lのみの設定だった)。
VK45DE搭載車 450GT/450GT-TypeS/450GT-TypeP
VQ35HR搭載車 350GT/350GT-TypeS/350GT-TypeP/350GT-FOUR
VQ25HR搭載車 250GT/250GT-TypeP2008年6月4日-250GTをベースに19インチアルミホイール、リヤアクティブステアリング、キセノンヘッドランプやパドルシフトなどを装備した新グレード「250GT TypeS」を追加。
Image:Fuga0712.jpg|後期型
Image:Fuga0712rear.jpg|後期型リア
Image:Fuga0712interior.jpg|後期型車内
ボディカラー・インテリア
ボディカラーは近年人気の高い銀色|銀、白色系を中心に7色。特別塗装色のホワイトパールのみ31,500円高になる。
北米仕様には赤系の塗装など、日本仕様には設定されていない色もある* グレイッシュブロンズ
ウォームシルバー
ブルイリアントシルバー
スパークリングシルバー
ホワイトパール
スーパーブラック
ダークブルーフーガのイメージカラーとも言うべきグレイッシュブロンズは、2004年11月18日、「オートカラーアウォード2005」(日本流行色協会主宰、第九回)の特別賞、『ファッションカラー賞』を受賞している。また同時に、参加メーカーの代表者が自社以外のノミネート車を投票して決定するカラー企画部門とインテリアカラー部門も受賞した。受賞者は日産自動車の厚木・日産デザインセンターの伊藤朝乃氏。マイナーチェンジ後のボディカラー・インテリアトリムの組み合わせは次のような展開となる。
【ボディカラー:全7色】
クリスタルホワイトパール(新色)
ブリリアントシルバー(継続色)
スーパーブラック(継続色・スクラッチシールド)
ブレードシルバー(新色)
ストラフィアブルー(新色・スクラッチシールド)
ウォームサテンシルバー(新色)
タイタニウムグレー(新色・スクラッチシールド)
なお、クリスタルホワイトパール、ウォームサテンシルバーはフーガで初採用の日産新色である。
スーパーブラック、ストラフィアブルー、タイタニウムグレーの3色は車体の軽度なキズであれば、自然に復元する「スクラッチシールド」という技術を採用している。
【インテリアトリム】
色→ブラック/シルキーエクリュ/プレミアムブラウン
シート地→本革/セミアニリン本革/布地
パネル→本木目(ビュバンガ)/プレミアム本木目(タモ)/ピアノ調(純銀アクセント付)メタル調はマイナーチェンジで廃止された。
インテリア・バリエーションはシート色とフィニッシャー色の組み合わせにより6種、グレードにより選択できるカラーが異なる。* オーセンティック・モダン(フォーブ+木目)
ジャパニーズ・モダン(シルキーエクリュ+ピアノ)
ウォーム・テック(ブラック+木目)
モダン・コンフォート(シルキーエクリュ+木目)
クール・メカニクル(ブラック+メタル)
スポーツ・エレガンス(ブラック+ピアノ)キャッチコピーとCM曲
キャッチコピー:
::『躍動するラグジュアリー』
::『フーガには、あなたを熱狂させるオーラがある』
::『優雅きわめて、フーガ。』(2007年12月マイナーチェンジ後)シフトワード:
::『SHIFT_performance 高級車のパフォーマンスをシフトする。』(奇しくも日産・デュアリス|デュアリスの北米向けである日産・ローグ|ローグと同じシフトワードであった)
::『SHIFT_luxury 高級車をシフトする。』(2007年12月マイナーチェンジ後)CMコピー:
::『高級車の全ての体験が生まれ変わった。』(V8投入前)
::『Performance by design 』(V8投入後、TVCMでは『Glaceful by design』,『Powerful by design』,『Performance by design』の順に紹介される。)
::『AURA of FUGA(オーラ・オブ・フーガ)』イメージ曲:
CMでは使用されていないが、新車発表のイベントなどで使われた“フーガ”調のイメージ曲は『Vortex』という。作曲は『踊る大捜査線』シリーズなどで有名な松本晃彦氏の書き下ろしである。この曲は3つの楽章に分かれていて、50人のフルオーケストラで演奏された全7分42秒にわたる録音は『フーガ プレミアム サウンドトラック』としてCD化され、フーガのプロモーションDVDとセットで全国の販売店や日産ギャラリーなどで配られた(非売品)。[この曲は2007年からフジテレビジョン|CX系朝の情報番組「情報プレゼンター とくダネ!|とくダネ!」のコーナー、「速報ニュース それが答えだ!」で、抜粋されたものがテーマ曲として使われている。また、テレビ朝日系列やべっちFC〜日本サッカー応援宣言〜でもBGMとして使用された事がある(日産自動車は一時期、同番組のスポンサーだった)。]CM曲:オリジナル[2005年10月から、一年契約で松本晃彦氏の曲「I know your dreams」が、ライバルのトヨタ・クラウンのCMに使われた。]脚注
関連項目 *日産・セドリック
日産・グロリア
外部リンク
フーガ公式HP
グッドデザイン賞HP G-Mark Library>フーガ
TrackBack-Ping-URL:
Copyright (C) 2007 日産・フーガが好きやねん!All Rights Reserved.