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2008/03/23 日記<日産・グロリア>
日産・グロリア
グロリア(GLORIA)は、プリンス自動車工業、日産自動車が1959年から2004年まで製造・販売していた高級乗用車。
概要
初代BLSI型グロリアは初代ALSI型日産・スカイライン|スカイラインの派生モデルとしてスタート。4代目230型からは日産・セドリック|セドリックと姉妹車となり、2つを併せて「セド・グロ」と呼ばれた。セドリックと共に、同クラスのトヨタ・クラウン|クラウン(トヨタ自動車|トヨタ)とは、自家用車をはじめタクシー、ハイヤー、パトカー、教習車などの法人需要でも長年のライバルであった。
歴史
初代 BLSI型(1959年-1963年)
プリンス自動車工業(発売開始当時は富士精密工業と称した)が製造・発売していた。開発期間を短縮する観点から、ALSI型スカイラインのボディーを流用し、シートや内・外装を高級化した。
1958年10月 第5回東京モーターショー|全日本自動車ショウ(後の東京モーターショー)に「日産・スカイライン|スカイライン1900」として出品。
1959年2月 初代グロリア(BLSIP-1型)発売。直列4気筒OHV1862cc GB30型エンジンを搭載。
1959年4月 当時の皇太子(今上天皇)に納入。
1961年2月 BLSIP-3型発表。 モータースポーツ
1961年8月 リエージュ・ソフィア・リエージュラリーに出場するが、リタイヤ。
1962年 リエージュ・ソフィア・リエージュラリーに出場するが、リタイヤ。
2代目 S40型(1962年-1967年)
* 1962年9月 S40型にモデルチェンジ。ワイドアンドローのプロポーションを持つフラットデッキスタイルを特徴とする。ショルダーをぐるりと一周するモールから「ハチマキグロリア」と呼ばれる。
: 先代同様のトレー型フレーム、およびド・ディオンアクスルをリアに採用。当初は直列4気筒1900ccエンジンのみ。試作車のデザインが:en:Chevrolet Corvair|シボレー・コルベアにそっくりであったため、デザインを修正したというエピソードが残っている。
1962年10月 第9回東京モーターショー|全日本自動車ショーに2500ccエンジンを搭載するモデルを参考出品。
1963年6月 直列6気筒 SOHCのプリンス・G型エンジン|「G7型」(1988cc、105PS)を搭載した「グロリア・スーパー6(S41D-1型)」を追加。日本製量産乗用車として初のSOHCエンジン搭載車。以後トヨタ・日産なども追随。
同じエンジンを搭載した「6エステート」と呼ばれるステーションワゴン(5ナンバー)、および「6ワゴン」と呼ばれる商用バン(4ナンバー)も存在した。
1964年5月 グランドグロリア(S44P型)発売。パワーウインドウなどを装備し、2484ccエンジンを搭載した。
1966年8月 プリンスと日産の合併に伴いニッサン・プリンス・グロリアとなる。
: 同社のセドリック・スペシャルやトヨタ・クラウンエイト|クラウン・エイト(トヨタ)と共に国内の貴賓用として主に用いられ、プリンス・ロイヤルが登場するまでは宮内庁に多数納入されていて、各皇族達にも愛用されていた。 モータースポーツ
1964年5月 第2回日本グランプリ (4輪)|日本グランプリT-IVクラスにGR7A型エンジンを搭載したグロリアスーパー6が出場。圧勝を飾る。
このレース結果からスカイラインにG7エンジンを搭載するきっかけとなった。
スーパー6
3代目 A30型(1967年-1971年)
*1967年4月、モデルチェンジ。プリンス自動車時代に設計された。そのため実際の販売は日産からであったが、車検証上の車名欄は後期型においても「プリンス」である。
同じくプリンス自動車がほぼ全ての設計を手がけた日産・プリンスロイヤルとよく似たデザイン(「ロイヤルライン」と呼ばれた)であり、プリンス自動車陣は皇室で使用されるプリンスロイヤルと供にこのA30グロリアが走る姿を夢見ていたが、日産との事実上の吸収合併によりこの夢が果たされることはなかった。余談だが、A30グロリアのデザイン決定段階で、プリンスロイヤルにデザインが似ていて問題がないかどうかを宮内庁に打診している。
「日産・プリンスロイヤル」同様、フロント両サイドに縦に並んだ4灯式ヘッドランプがデザインの特徴であり、「縦目グロリア」、「タテグロ」などと呼ばれる。同様のデザインが1960年代のアメリカ車(キャディラック、ポンティアック等)にも見られ、アメリカ車的雰囲気を持つことから、のちに「代用アメ車」としての人気も高まる。
発売当初のグレード体系は、上から、スーパーデラックス、スーパー6(以上6気筒)、スタンダード(4気筒ガソリン・LPG)、それとライトバン|バンデラックス(6気筒)、バンスタンダード(4気筒)を用意。末期にはスーパーデラックスを豪華に仕立てたGLが追加された。オートマチックトランスミッション|AT車も設定もあり、タクシーで多用された。
合併劇のさなかも開発が進行していたため、セドリックとの部品共用化が推し進められた。端的な例としては、リアサスペンションに用いられていた伝統のド・ディオンアクスルが廃止され、単純なリーフ式サスペンション|リーフリジッドとなった。直列6気筒|6気筒エンジンはデビュー当初こそプリンス直系のプリンス・G7型エンジン|G7型を搭載していた(PA30)が、1969年には日産製の日産・L型エンジン|L20型に変更されている(HA30)。なお、4気筒は当初から日産製日産・H型エンジン|H20型を搭載していた(A30)。
キャッチコピーは「紳士の常用車」。
4代目 230型(1971年-1975年)
* 1971年2月 230型登場。このモデル以後、セドリックと基本構造を統一した姉妹車 (バッジエンジニアリング) となる。セドリックとの違いはボンネットフード、ラジエーターグリル、テールランプ、ホイールカバー、フードマスコット等。
当初のボディバリエーションは、2ドアハードトップ、セダンの2種。セドリックに設定のあったワゴンはグロリアには設定されなかった。
エンジンは直列4気筒OHV H20型、直列6気筒SOHC L20型、同L20型SUツインキャブ仕様(ハイオク/レギュラー)の他、H20P型LPGエンジン、SD20型OHVディーゼルエンジンが設定された。サスペンションは前輪ダブルウイッシュボーン。後輪はリーフリジットであった。
1971年10月 直列6気筒SOHC2565cc L26型搭載モデルを追加。
1972年7月 マイナーチェンジ。フロントマスクのデザインを変更と同時に前期型グロリアの特徴であったフードマスコットが廃止される。
1972年8月 4ドアハードトップを追加。日産のオリジナリティとして2ドアと同様のピラーレスハードトップを採用した。
1973年4月 2600のマイナーチェンジでバンパーにオーバーライダーを追加。ディーゼルエンジン以外に48年排気ガス規制対策を施し、ハイオク仕様を廃止。リアスタビライザーを装備。「26004ドアハードトップカスタムDX」、およびバンを追加。
5代目 330型(1975年-1979年)
* 1975年7月登場。
エンジンは排ガス対策の困難なSUツインキャブは廃止され、主力となる2000ccはL20型シングルキャブ仕様のみ。2600ccは2800ccに拡大され、セダンのタクシー仕様は4気筒2000ccのH20P型LPG仕様のみ。全車が50年排出ガス規制適合。
エクステリアでは、当時流行したサイドウインドのホップアップラインを強調したデザインだった。ヘッドライトはセダン・バンと4ドアハードトップが丸型4灯、2ドアハードトップが角型2灯。セドリックとグロリアの違いはフロントグリルとテールランプの造形違いのみとなった。
1975年10月 2000GL-E/SGL-Eを追加。触媒装置その他で80〜90kg増加した2000cc車の非力を補う目的でもあった。また230系以来の5速MTも復活した。
1976年6月 乗用車は51年排出ガス規制適合で331型へ。4ドアハードトップに角型ヘッドライト・ボディ同色ホイールカバーを追加したFタイプを追加。
1977年6月 マイナーチェンジ。最高級グレード2800E「ブロアム」を追加。グロリア初のSD22型OHV2200ディーゼルエンジン搭載車をセダンとバンに設定。4ドアハードトップは主力を角目ライトのFタイプに移行したため既存の丸目ライトの4ドアハードトップはフロアMTのみに車種整理。4ドアハードトップのコラムシフト車も廃止。(次の430系で設定車あり)
1978年11月 乗用車の53年排出ガス規制適合で332型へ。2800ブロアム並みの装備を取り入れた2000SGL-Eエクストラをセダンと4ドアハードトップに追加。ハードトップ系ブロアムとSGL-Eエクストラにラジアルタイヤを標準装備。
6代目 430型(1979年-1983年)
* 1979年6月 モデルチェンジ。ガソリンのL20型を除く全車にECCSと呼ばれるエンジン統合制御システムが導入された初の国産車であり、また日本初のターボエンジン搭載車である。
エンジンはL28E型、L20ET型、L20E型、L20型のガソリンSOHCストレート6、LD28型のSOHCディーゼルストレート6。SD22型のOHVディーゼル。このほかタクシー用にLPG4気筒(Z20P)と6気筒(L20P)が存在する。またワゴンも設定。
グレードはブロアム、SGLエクストラ、SGL、GLが基本でハードトップ専用としてジャックニクラスバージョン(後期のターボ車)、ターボS、カスタムSがある。セダンはそれに加えカスタムデラックス、デラックス、スタンダード。ワゴンはGLのみ、バンはカスタムデラックス、デラックス、スタンダードである。ディーゼルモデルは初期はSD22のみでセダンとバンのみ設定。GL、(セダンのみ)DX、STD(セダン・バン)グレードとなる。ただしSD22エンジン車は1979年中(セダンGL/DX)1981年4月(バンとセダンSTD)に消滅[なおセドリックのみ設定のあったSD20エンジンの200Dスタンダードは1981年4月以降はグロリアにも設定された。]。* 1979年10月 6気筒ディーゼル(LD28型)エンジン搭載車追加。フロアATのみ設定。
1979年12月 日本初のターボチャージャー|ターボエンジン(L20ET型)搭載車を発表・発売。5速MTのみ。
1980年2月 LD28エンジン搭載車にフロア5MT(VL-6・VS-6・VO-6)コラム4MT(VO-6)追加。
1980年4月 ターボブロアム(ATのみ)を追加。既存のターボにもAT車を追加。またハードトップ200Eに固定式ガラスサンルーフ・3ウェイツートンカラーを持つSGL-Fを追加(マイナーチェンジでジャックニクラスバージョンに発展)。
1980年9月 バン/ワゴンのLD28エンジン搭載車にマニュアル車を追加。
1981年4月 マイナーチェンジ実施。
2.8L車は大型カラードバンパーを採用。
ハードトップのターボ車にグロリア専用としてジャックニクラスバージョンを追加。
1982年6月 200E/200Eターボ/280EのATを電子制御4速化。これにより25%も燃費向上。ディーゼル車は昭和57年排出ガス規制に適合。バンのガソリン車は56年排出ガス規制適合(型式V431)。
専属CMキャラクターとして、プロゴルファーの帝王であるジャック・ニクラスを起用。キャッチコピーは「サイレント・グロリア」。
7代目 Y30型(1983年-1987年、ワゴン・バン1983年-1999年)
*1983年6月 4ドアハードトップ、4ドアセダン、ステーションワゴン、バンがモデルチェンジ。
ヘッドランプは異型2灯としたが、バンおよび教習車、タクシー向けの「スタンダード」は丸型4灯を設定。
ワゴン、バンには、左側のラゲッジルームウィンドウが外側から開閉できる機能を先代に引き続き設定。
エンジンは、長年に渡って搭載されていた直列6気筒SOHCのL型エンジンに代わり、国産量産初ガソリンV型6気筒OHC日産・VGエンジン|(VG型)のVG30E型、VG20ET型、およびVG20E型と直列6気筒SOHCディーゼル LD28型。このほか廉価グレード用に直列4気筒SOHC CA20S型、タクシー用に直列4気筒LPG仕様(CA20P)が存在する。1984年2月に直列6気筒LPG(L20P)が、1984年6月に3000ccターボ付のVG30ET型が追加。
グレードはブロアム、SGL、グランデージ(前期型は限定発売、後期型では1986年1月に正式モデル化、末期の87年1月にはGLとグランデージGに統合)、GLを基本とし後に最上級グレードであるブロアムVIP(1984年1月〜6月はVG30E、1984年6月以降はVG30ET)が追加された。ハードトップ専用グレードとしてジャックニクラスバージョン[グロリア専用のグレード名でセドリックはSGL-F(前期)、アーバンX(後期)]、アストロード(1985年6月までターボS)、カスタムS(1985年6月まで)、セダンにはカスタムデラックス、デラックス、スタンダード。ワゴンにはGL、カスタムデラックス(1985年6月まで)、デラックス、後にSGLが追加。バンにはカスタムデラックス、デラックス、スタンダードとなる(1987年6月のバンのV6追加時にGL追加)。
1984年6月 セダンとハードトップの最上級グレードのブロアムVIP、ハードトップのジャックニクラスバージョン(メーカーオプション)には電子制御式オートレベライザーが標準装備。これは、乗員やトランク内荷物の増減に従って生ずる車高の低下(尻下がり)をエア・サスペンションに依って補正するシステムである。
1985年6月 マイナーチェンジで内外装を変更。
VG20ET型が可変ノズルターボのジェットターボ仕様となったほか、ディーゼルエンジンがLD28型に替わり新設計のRD28型となる。430型のターボ車以来の「ターボS」に代わって「4ドアハードトップV20ターボアストロード(Y30系前期では限定車で発売)」が追加されたほか、「ワゴンV20E SGL」、「ワゴン280D-6 GL」が追加された。
一部グレードにスーパーソニックサスペンションと呼ばれる超音波感知式電子制御サスが用意された。
1987年6月にY31型にモデルチェンジ後もワゴン・バンは1999年8月まで継続生産されており、後継車種の日産・ステージア|ステージアが登場するまでは、官公庁向けの公用車や、首都圏・京阪神など大都市圏の地域ではワゴンタクシーとして使用されていたほか、長い期間にわたって継続生産されていたことからレトロカーやカスタムカー愛好者にも根強い人気がある。
CMは、先代に引き続き、プロゴルファーのジャック・ニクラスをCMキャラクターに起用。前期型はジョアキーノ・ロッシーニ|ロッシーニのウィリアム・テル序曲、後期型はフレデリック・ショパン|ショパンの英雄ポロネーズの主題が使われた。キャッチコピーは「静かな王国です」。
8代目 Y31型(1987年-1991年、セダン1987年-1999年)
*1987年6月 モデルチェンジ。
ボディはピラーレスハードトップとプレスドアのセダン。尚、セダンとハードトップモデルが同時にモデルチェンジを受けるのは、このY31型が最後となる。セダンは1999年までY31型が継続生産され、セドリックと統合される形で消滅した。
エンジンはガソリンエンジンはVG30ET、VG30E、VG20DET、VG20E。プロパンモデルとしてRB20P、CA20P。ディーゼルエンジンはRD28。VG20DETを初搭載したモデルでもあり、同時にグロリア史上(姉妹車のセドリックにとっても)初のDOHCエンジン搭載モデルとなる。
トランスミッションは電子制御4速ATの設定が全グレードに設定されたが、VG20EとRD28には5速フロアMTの設定も残った(VG20E車はグランツーリスモ、クラシックSV、クラシック、スーパーカスタム、RD28はクラシック、スーパーカスタム)。ハードトップのコラムAT車は廃止され、セダンのコラムマニュアル車は営業車のみになった。
一部グレードを除きリアサスペンションがセミトレーリングアームIRSとなった。ブロアムVIPには電子制御エアサス装着車が設定されていた。
後の定番グレードとなるグランツーリスモ(ハードトップVG20DETグランツーリスモSV、グランツーリスモ、VG20Eグランツーリスモ)が初登場。高級車らしからぬスポーティさとVG20DET型エンジンの高い動力性能で若々しいイメージを持ち込みヒット作となった。
1987年9月 VG20E型エンジン車にブロアム追加。
1988年6月 セダンVG20DET車にグランツーリスモSV及びRD28スーパーカスタム6人乗り追加。AT車にシフトロックシステム採用。
1989年3月 パーソナル キーの材質をステンレスに変更。
1989年6月 マイナーチェンジ。後期モデルからVG20DET車に世界初の電子制御5速ATが設定された。同時にVG20DET型エンジン搭載車にインタークーラーを装着し、ハイオク化され、185psから210psに向上した。
専属CMキャラクターは前田美波里。キャッチフレーズは「彼はさりげなくぜいたくです」、「きっと、新しいビックカーの時代が来る」。
9代目 Y32型(1991年-1995年)
*1991年6月 ハードトップがモデルチェンジ。それ以降、セダンはモデルチェンジを受けることなく先代モデルのY31型を継続生産することとなる。
時代の流れを受けボディは3ナンバーとなり、Y31系日産・シーマ|シーマに搭載されていたVG30DET、VG30DEを搭載するモデルも登場する。このモデルチェンジでセンターピラーを有するピラードハードトップとなり安全性や耐久性が大幅に向上、高い走行性能を支える強固な骨格も実現された。
エンジンはガソリンエンジンがVG30DET、VG30DE、VG30E、VG20E、ディーゼルエンジンはRD28が搭載された。
トランスミッションは、MTがラインナップから無くなり全車ATのみとなる。VG30DE、VG30Eは電子制御5速ATを搭載、VG30DET、VG20E、RD28は電子制御4速ATが搭載された。
先代で好評だったグランツーリスモ系には丸型4灯のヘッドライトが与えられより強い印象に仕立てられた。グレードは発売当初はグランツーリスモSV、グランツーリスモ。そしてVG30DET型エンジンを搭載するトップグレードのグランツーリスモアルティマが新たに追加された。
一方のブロアム系は角型2灯のノーブルな雰囲気に仕立てられ、同じボディを使用して廉価仕様のクラシック系も用意された。トップグレードから順にブロアムVIP・Cタイプ、ブロアムG、ブロアム、クラシックSV、クラシックとなる。
1992年2月 グランツーリスモにお買い得装備を追加したグランツーリスモS追加。
1992年6月 バーチャルビジョンメーターや専用シート地などの専用装備を奢った最上級グレードのグランツーリスモアルティマLVが追加。
1993年6月 マイナーチェンジ。ブロアム・グランツーリスモ系共に若干のフェイスリフトを受けると同時に、グレードも若干整理された。ブロアムGがブロアムVに変わる。廉価仕様のクラシック系が廃止され、ブロアムJとなる。
1994年6月 グランツーリスモアルティマ・グランツーリスモSV・ブロアム(VG30DET・VG30DEモデル)にSパッケージ追加。
1994年9月 V20Eグランツーリスモ追加。今まで全車3リッターだったグランツーリスモにVG20Eを搭載したモデルである。
1995年1月 V20Eブロアム追加。VG20E型にE-ATを組合わせる。
CMキャッチコピーは「mr.g 彼はグロリアで始まる」、「MINDSHIFT 高級の次へ」(前期型)。
10代目 Y33型(1995年-1999年)
*1995年6月 キープコンセプトの形でモデルチェンジ。エンジンをVG型から新世代のVQ型に変換され、ターボエンジンのVQエンジン#VQ30DET|VQ30DETはインタークーラーが装着され270psを発生する様になる。
エンジンはVQ30DET、VQ30DE、VG30E、VG20E(後期型よりFRグレード用のVQ25DE、4WDグレード専用のRB25DET追加)、ディーゼルRD28が搭載された。
トランスミッションは、旧モデルのY32系で設定のあった電子制御5速ATが搭載されなくなり、このY33系より電子制御4速ATに統一される(当時、日産の財政悪化によるコスト削減策)。
グレードはグランツーリスモアルティマ・タイプX、グランツーリスモアルティマ、グランツーリスモSV、グランツーリスモS、グランツーリスモ、ブロアムVIP、ブロアム、ブロアムJ。先代と同じく、グロリアではグランツーリスモアルティマを旗艦グレードとし、セドリックとの差別化が図られている。また、グランツーリスモ系の特徴である丸型4灯のヘッドライトも継承されている。
1997年6月 後期型にマイナーチェンジされると同時に、FR車にVQ25DE・V型6気筒2500ccエンジン搭載車追加と4WDのアテーサE-TSも設定される。(アテーサE-TS車は直列6気筒のRB25DETを搭載)
キャッチコピーは「Great run GLORIA」、「高級車を楽しもう」。CM曲にはクリーム (バンド)|クリーム「ホワイト・ルーム」「クロスロード」(カバー版)などが使われている。
リアビュー
11代目 Y34型(1999年-2004年)
* 1999年6月 モデルチェンジ。基本的なインダストリアルデザイン|スタイリングはポルシェデザインが担当した。
先代までの「グランツーリスモシリーズ」のダイナミックさをグロリアの個性とする「1ブランド1モデル」とした。搭載エンジンは直噴技術であるNEO Diシステムを採用したV型6気筒DOHC VQ30DD型、VQ25DD型、280psを発生するターボ付VQ30DET型、および4WD車専用の直列6気筒DOHCターボ付RB25DET型の4機種。
1999年11月 無段変速機「エクストロイドCVT」搭載グレード「300ULTIMA-Z」および「300ULTIMA-Z Vパッケージ」発売開始。
2000年1月 40周年記念車およびオーテックジャパンの手による特別仕様車「オーテック」を発売。搭載エンジンはVQ30DET型。
2000年6月 特別仕様車「オーテック」のグレード名を「300AX」に変更し、VQ25DD型を搭載する「250AX」を追加。一部改良実施、一部に「プレミアムリミテッド」を追加した。
2000年10月 「グランツーリスモ」を一部グレードに設定。
2001年12月 マイナーチェンジ。フロントデザイン(エンブレムが日産マークに変更)および内装の一部仕様変更がなされたほか、グレードをグランツーリスモシリーズに統一した。特別仕様車「300AX/250AX」はセドリックのみに継続設定された。車名ロゴがセドリックと同様、大文字の「GLORIA」に変更された。
2002年3月 第102回ニューヨーク国際オートショーに、Y34型をベースとする北米専用車「M45」を出品。F50型シーマの北米向けである「インフィニティ (日産自動車)|インフィニティQ45」と同じVK45DE型エンジンを搭載する。
2004年4月 グレード体系を見直し。
2004年10月 後継車「日産・フーガ|フーガ」に系譜をバトンタッチし、グロリアの製造・販売を終了。46年間の歴史に幕を閉じた。
発売初期のCMには、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長がグロリアの専属CMキャラクターとして出演していた。
キャッチコピーは「新しいリーディング・カーの時代へ。」。
車名の由来
初代BSLI型の発表時、当時の皇太子明仁親王(今上天皇)と美智子 (皇室)|美智子妃が成婚した年であり、宮内庁と車両納入でつながりの深かった、当時の富士精密工業(後のプリンス自動車工業)が、明仁親王と美智子妃の成婚を記念して、ラテン語で「栄光」を意味する「グロリア」の名が付けられた。取扱販売店
レッドステージとレッド&ブルー。日産のディーラーが2系列に統合される前は、スカイライン販売会社(プリンス店)で取り扱っていた。関連項目
プリンス自動車工業
日産・セドリック
日産・フーガ
日産・シーマ
日産・スカイライン
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